ピルの服薬を続けることで副作用が現れるのではないかと不安を感じる方もいるでしょう。
一般的にピルの長期間にわたっての服薬や、1日2錠飲んでしまっても身体や効果に影響はないといわれています。

ピルの服薬を続けるとどうなる?

ピルは一定期間服薬を続けることで卵子の発育を防ぎ、避妊効果を発揮するものです。
一般的にピルを長期的に服薬しても、ピルそのものが不妊に影響することはないと報告されています。
また、卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクは低減するということも分かっています。

一方、長期的な服薬により乳がんと子宮頸がんのリスクはわずかながら高くなる傾向にあります。
そのため、ピル服薬中は子宮頸がん検診や乳がん検診を定期検診を受けるようにしましょう。

1日2錠飲んでしまった場合どうする?

ピルは正しく服薬することで、避妊効果や生理痛の緩和などの効果を発揮します。
飲み忘れてしまった場合は、避妊効果の減少などのリスクがありますが、多く飲んでしまった場合は問題ありません。
次の日も服薬を続け、そのまま1シート飲み切るようにしましょう。1日早く飲み終わってしまいますが、効果は変わりません。

副作用や効果が心配であれば、医師に相談しましょう。